丈詰めに出していたシマロンのジーンズを取ってきた。
といっても、新品を買って丈を詰めたのではない。
かれこれ6〜7年穿き古しているやつだ。
少し長めの丈だったが買った時はお直しをせず少々裾を引きずりながら穿いていた。
しかし、擦り切れた裾が大分ワイルドになってきたので、ここはひとつジャストサイズにリフォームしてみようと思い、丈詰めに出していたのだ。
結果、ボロボロな裾はきれいさっぱりカットされ小綺麗なジーンズに生まれ変わった。
第二の人生の始まりだ。
このシマロンにはヒデという名前を付けよう。
そんなつまらない冗談はさておき、私はここ数年流行っているローライズジーンズというものにいまひとつ馴染めない。
短足・洋なし型体形の日本人女性にはあまり似合っていると思えないし、しゃがんだ時にパンツが覗けそうなあの後ろ姿は街中だとどうしてもだらしなく見えるからだ。
たとえば海岸通りをスラリとした女性がローライズでさっそうと歩いていたら格好いいと思う。
ああ、つまりあれなんだな、ローライズってゆうのはスタイルの良い女性をさらに格好よく見せるためのジーンズなんだな。
というわけで、おばさん的見解の私は、一応ローライズっぽいジーンズも持っているんだけど出番は少なく、愛して止まないのがシマロンのブーツカットなのだ。
シマロンは足長効果が絶大だしお尻もプリッと見える。
そして私はお尻が大きいのでブーツカットでバランスを取る。
カジュアルにもエレガントにも対応出来、何よりも程よいストレッチがきいているので履き心地が抜群。
もともと優柔不断な性格なんで、これだ!と思う定番商品を見つけてリピートするのが楽ちんであり、ゆえにこれからもシマロンを穿き続けていくと思う。
しかし、私がジーンズに興味を持ち始めた頃のファッションといえば渋カジが全盛で、定番といえばなんといってもリーバイス501であった。
渋谷の古着屋を何件もはしごして自分に合う501を探したもんだ。
何本も持っていた古着のジーンスも今は501とLeeの2本しか手元にない。
しかも出番もめったにない。
でも、なんかこれは青春の思い出として手放せないんだよなあ・・・とかなんとか考えてたら無性に穿きたくなっちゃって、今日はちびTに501という格好で出勤。
気分はバババババフィー。
<蛇足>
それから私はオーバーオールも大好きでよく着ていた。
しかし、これこそ今となっちゃまるで出番がない。
夏にタンクトップと合わせて着るのが大好きだったんだけど、さすがにそれを着て出勤する勇気はない。
最近梨花がショートのオーバーオールをよく着ているけど、あれは梨花だからカリフォルニアガールぽくって可愛いんだよなあ〜。
かーわーいーいー。