2006年06月09日

中年の主張

ジャニヲタ返り咲き現象というものを掘り下げて考えてみたところ、
まず、10代で親に囲われ鼻をたらしながらTVの国からキラキラしてくるものに夢中になる。
しかし、20代になると自分の生活がそれなりに忙しく刺激的になってくる為、虚像の世界よりも現実に夢中になる。
そして30代になり、生活が淡々と平凡になり、自分のマックスが見え、夢も希望も薄れてくる。
そこで今一度ジャニーズだの韓流だの宝塚だのアニメだのサッカーだのキャバクラだの現実を忘れさせてくれる夢の世界を求めるようになり、そうやって束の間の夢を小さな楽しみにし、しがない現実とのバランスを取りながら人は生きていこうとするのではないか?

現実と向き合う為の現実逃避。

その対象は人それぞれであるが、人生に疲れてくる中年にはそれが必要なのである。

ご清聴ありがとうございました。
posted by 瞳 at 15:59| Comment(6) | TrackBack(0) | 考えごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
キョンキョンの例もあるし、諦めるのは早いんじゃないの?まあ、現実逃避にはいくらでもつきあいますよーー。
Posted by sin goto at 2006年06月09日 16:50
グサリ。。。。
ついに核心に触れてしまった。。。
でも、それは自分に正直に生きている証拠なんだ!
と口笛で答えていたあの頃。。

by佐野元春もどき
Posted by 近藤634 at 2006年06月09日 21:35
まー、ここまで核心をつかれると、もう、気持ちいいですね!わっはっは!
ワタシの場合、・・・・だの・・・だの・・・だのの・・・は「SOUL'd OUT」なわけで。
でもさ、はまるれる対象があるだけ幸せだよね!
こんなに狂えてる自分も嫌いじゃないよ。人から見たらイタイみたいだけど。
ジャニーズなんってまさにそういう国民の需要によって成り立っている人たちじゃない!

ちょっと、近藤真彦氏の「挑戦者」がTVで流れていた。歌は歌わないと下手になるねえ。最近のジャニーズのみなさんは歌唱力もありますもんねえ。感心、感心。
Posted by ぴろこ at 2006年06月09日 22:03
★sin様
キョンキョンの例はキョンキョンだから成り立つのです。
しかし、キョンキョンは亀ちゃんの誕生日に200万位するブルガリの時計をあげたと言われてて、キョンキョンとはいえ大枚をはたかないとジャニーズとはつきあえないんだなあと思いました。
美貌もお金もない私はやはり妄想で。


★近藤634様
若すぎて何だか解らなかったことがリアルに感じてしまうこの頃。。
果たしてSOMEDAYは来るのでしょうか?


★ぴろこ様
私は熱しやすく冷めやすかったりするんですが、熱してる時の時間も忘れるあの感じが大好きです。現実逃避は浪漫飛行だ!

マッチさんは初めからそんなに上手くはないんですよねえ。でも、あの歌声で思春期を過ごしてしまったので、あのちょいヘタが母の背中で聞いた歌のようで落ち着きます。今のジャニーズの子は歌上手くなってますね。きっとジュニア時代に鍛えられるんでしょう。だってたのきんなんてジュニア時代がないもんね。麻世兄さんの後ろで踊る時代があったらちょっとはちがってたかも。
Posted by 瞳 at 2006年06月12日 13:09
そうですね。人は誰しも毎日がエスケイプ

♪ライトにきらめく あなたの横顔 苦しいほど 美しすぎて....

こんばんわ。潤一です。
もといウィリアム大伯父様です。


自己防衛本能って言うんですか。
ささやかな逃げ場が必要なわけですが、それが精神の均衡を保つとするならば、
日々の現実とノスタル爺がまさに作用と反作用。

過剰なストレスは荒廃をもたらし、ストレスフリーは痴呆をもたらす。

ココ(↓)のシュールな手首のお遊びで一気に地球物理にまで思いを至らす梅雨の空。

http://www2.biglobe.ne.jp/~norimari/science/JavaApp/undou/react.html


イライザの縦巻きロールが横巻きロールにならないのも、ニュートンのおかげなんだなと(笑)

Posted by ウィリアム大伯父様 at 2006年06月18日 01:00
★ウィリアム大伯父様
>日々の現実とノスタル爺がまさに作用と反作用。
なるほど。ノスタルジーにしろ虚像の世界にしろ現実逃避へ進む力が強いと現実に向き合う壁も大きくなるという仕組みですかね。
>過剰なストレスは荒廃をもたらし、ストレスフリーは痴呆をもたらす。
バランスですね、大切なのは。
Posted by 瞳 at 2006年06月19日 11:19
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