私が某映画会社にて給料泥棒していた時の社員さんなんですがね。
これが、ツワモノなんですよ。
当時、新卒で入ってきたんですけれど、入社当時からお局の風格。
留学なんかもしてて英語バリバリ。
今は三十路も超えたんですが、付き合った人はみな外人。
イエスイエスイエース!の世界なわけですよ。
カンヌとかも仕事で行っちゃうわけですよ。イキっぱなしレイディーなんですよ。
で、かたや瞳はと言いますと、聞くも涙語るも涙なんで多くは語りません。
ただイケてないと。仕事もプライベートもイケてないと。
毎日、今日は何食べよう?て考えてもう冷凍ご飯なくなったからお米炊かないとなーとか考えて今日は面白いテレビやってないなーて言いながら面白くないテレビを観てたりとか、そんな人生の消化試合に突入したようなオールドミスなんですよ。
そんな私が海外出張帰りの彼女と何年か振りに会うことになりまして、
ここはひとつ何か立ち向かえる飛び道具を持っておかないと、殺られる前に殺らないと、と思いまして押入れの中のワルサーP38を探したんですけど見つからなかったんで
『シンデレラマン』を観てきました。
で、「本年度アカデミー賞最有力」なんて謳われちゃってる『シンデレラマン』なんですが、ヘビー級世界チャンピオン、マックス・ベア役の人の気持ち悪い笑顔が上手かったのとレネー・ゼルウィガーが最後喜んでる顔を見た時「やっぱこの人は
こんな感想で彼女と渡り合えるのでしょうか。
で、今回はもひとり来るんですよ。
やっぱり同じ会社の社員さんで毎日一緒にお昼食べてた女の子なんですけどね。
ラーメンの麺を上手にすすれなくて「今、練習中なのぉ」とおっしゃってた当時26歳の女の子なんですけどね。
そんな彼女とはいまひとつ踏み込んだ話が出来なくて「これおいしいねー」「これおいしくないねー」「あはは」「あははは」みたいな会話しかしてなかったような気がするんですけどね。
時を経て彼女がラーメンどころかもちまですすれるようになってたら
今度は惚れた腫れた産む産まないのディープな話が出来るんじゃないかと
そうなったら人生捨てたもんじゃないなとそう思うんですよね。
ということで、このブログの存在を昔からの知人の中で唯一知っている信頼おけるKさん、
今週末、M女史とHちゃんに会ってきます。
無制限一本勝負です。ファイッ!
リングにタオルは投げないでくれクリック
あっしも昨日「シンデレラマン」観てきましたよ!
ただ一言「痛そう」というのが、
映画評論は高校生レベルのあっしの感想です。
ワルサーはあっしが預かってますよ。
ハニーは癒しの女神ですから、
そんな物騒なものは持ってなくていいんです。
怖い。もう怖すぎます。
来世は寅ちゃんとシャム双生児かもしれない。
ワルサー、寅ちゃんが持ってたのね。
太股の内側に忍ばせて寅ちゃんと二人、悪と戦ってきたあの頃が懐かしいわ。
そうね。今しばらく寅ちゃんに預かっててもらおうかな。
最後の決戦の時が来るその日まで。